浴衣のアレンジ方法に着物風に重ね着しているように見える重ね襟をつけたりすると可愛いですよね^^
でも、半襟は、通常は、着物の中に着る長襦袢に縫い付けるものなので、浴衣に付けるってどうしたらいいのか、悩んでいませんか?
今日は、襦袢に半襟を付ける時の方法と、浴衣に重ね襟を簡単に付ける方法をご紹介します。
縫いつけ方やピンを使用しての付け方、その他の簡単な方法もご紹介しますので、ぜひ、参考にしてくださいね^^
浴衣への半襟の付け方!
半襟は、本来は着物を着るときに、着物の下に着る長襦袢(じゅばん)の衿元を汚さないように長襦袢に縫い付けるものです。
半襟を使いたい場合は、浴衣の下に長襦袢を着て、半衿を縫い付けるか、「うそつき衿」や「美容衿」と呼ばれているものを着用します。
≪美容衿/仕立て衿≫仕立て衿 簡単 着付けつくり衿 美容衿 仕立衿衣紋抜き付 うそつき衿
半襟の縫い付け方は、こちらの動画が詳しく説明してくれているので、見てみてくださいね。
◆長襦袢に半襟をつけるつけ方
◆浴衣に伊達襟が簡単でおすすめ!
半襟で重ね着風もいいんですが、浴衣に長襦袢は暑いので、なるべく涼しく着たい場合は、どんなインナーを着ていても浴衣の衿元が重ね着をしているように見える「伊達襟」や「重ね襟」というものを使うといいです。
伊達襟は、パール付きやレースなど色柄も豊富で可愛いものが多いので、地味な浴衣のアレンジにもいいですよ^^
◆半 襟
・長さ約100~110cm、幅約15cm、1枚布
・長襦袢に縫い付ける
◆伊達襟
・長さ約120cm~130cm、幅約10~12cm、裏地付で二重仕立て
・浴衣に直接縫い付けられる
半襟は1枚仕立てなので、ペラペラしていて、伊達襟としては向きません。
伊達襟、重ね襟として売られているものを使用してくださいね^^
半襟だけど、伊達衿として使えるものもあるようなので、チェックしてみてください。
では、浴衣に伊達襟を縫い付ける方法からご紹介します!
浴衣への伊達襟の付け方
1.まずは、浴衣の襟の裏側が表にくるように浴衣の襟元を広げておきます。
2.伊達襟の中心と浴衣の中心を合わせて、伊達襟が浴衣の襟から5mm~1cmほど出るようにして待ち針で止めます。
3.中心から外に向かって波縫いします。
波縫いは細かくなくてOKです。ざっくりとと大きい幅の縫い方でかまいません。
面倒であれば、端から一直線に縫っても大丈夫ですが、中心から外に縫っていくほうが襟のカーブに上手に沿って縫うことができます。
縫う時に、浴衣の襟の表側に糸がでないようにだけ注意して縫いましょう。
浴衣を着た時に後ろから見て、襟元に縫い目が見えるとかっこ悪いですからね^^;
伊達襟 ピンでの付け方!
伊達襟は、ピンで付けるともっと楽で簡単です。
日によって、襟を着せ替えたい時も楽ですよね^^
ピンは、伊達襟専用のピンもありますし、別のもので代用することもできます。
◆ピンの付け方
ピンでの付け方ですが、まず、浴衣の襟の裏側を見てください。
浴衣の襟の裏側の縫い目には、ピンを入れることができるくらいの空きがあります。
ココにピンを差し込めばOKです。
※今回は、専用のピンをもっていなかったので、ヘアピンで代用しました。
ピンを差し込む場所は、どこでも大丈夫ですが、真ん中と左右10cmくらい離したところくらいがいいと思います。
3本では不安な場合は、もう少し増やしてもいいですよ^^
ヘアピンでも十分役目を果たしてくれます^^
真ん中は特に首に当たる部分なので、玉付きのピンなど、怪我をしにくいものを使用してくださいね。
文房具のクリップなんかは、丸いので安全ですよ^^
◆専用のピンの使い方
この専用のピンが伊達襟とセットでついていることもあるんですが、使い方がわからない!という方も多いかと思うので、こちらもご説明しますね。
重ね衿 衿ピン【メール便OK】 襟留め クリップ(3本セット)
専用のピンは、3つの山があります。外側2本の山を布の表、真ん中の山1本を布の裏に差し込むようにして使います。
伊達襟の付け方 簡単な方法も紹介!
ピンで付ける方法も簡単ですが、もう少ししっかりと簡単に付けたい場合は、両面テープを使って付けることもできます。
両面テープを伊達襟をつける部分に貼って、伊達襟を取り付けます。
ピンよりも襟元がずれにくくて、縫うのがイヤな場合は、この両面テープを使った方法が楽ですね^^
ただ、普通の両面テープでは、剥がした後に浴衣がベタベタしてしまう場合もあるので、気になる場合は、半衿用の両面テープというのがあるので、そっちを使うといいですよ^^
まとめ
重ね襟を襟から出す幅は、5~1cmとご紹介しましたが、好みでもう少し出したりしてもOKです。
半襟と重ね襟は別のものなので、新調する場合は、注意してくださいね。
浴衣にオシャレ目的で襟を重ねたい場合は、重ね襟(伊達襟)のほうが簡単だと思います。
もちろん、着物風に長襦袢も着る!というのも一つですので、その場合は、先にご紹介した半襟を長襦袢に縫い付ければOKです。