愛用している傘の撥水効果が薄れてきてしまって、あまり水をはじかなくなってしまったり、ひどい時は雨漏りしてきてしまうこともありますよね。
そんな時は買いなおしてもいいんですが、お気に入りの傘だとどうにかして撥水効果を復活させたいと思いませんか?
今回は、傘の撥水性を復活させる方法と、撥水効果を長持ちさせるお手入れ方法についてご紹介します!
ぜひやってみてくださいね♪
傘の撥水を復活させるには?
傘の撥水効果が薄まるのは、施されていたフッ素加工の効果が使っているうちに薄まってしまうからです。
このフッ素加工の効果を蘇らせる方法を2つ、ご紹介しますね♪
◆防水スプレーを使う方法
スポーツ用品店や傘売り場、靴売り場で売られている「防水スプレー」を使用します。
1.傘の汚れを落とし、よく乾かしておく。
2.約20センチほど離れた所から、ムラのないように全体に噴きかける。
3.裏側からも噴きかけると雨漏り対策にも効果的!
4.20分以上よく乾かす。
★2~3回繰り返すと、より防水効果が高まります。
防水スプレーは必ず屋外で火気のない場所で使用してください。スプレーを吸い込むと呼吸困難になったりすることもあり、危険です。
◆防水スプレーの選び方
防水スプレーには、3種類の種類があります。
・シリコンタイプ⇒撥水効果が高く、持続効果も長い。防汚効果はなし。
・フッ素+シリコンのハイブリッドタイプ⇒撥水、防汚効果、持続効果のすべてが高い。
フッ素は、傘の生地をコーティングし、雨も汚れも弾きます。
シリコンは、傘の表面を薄い膜で覆ってくれるので、撥水効果も高いです。
でも、一番いいのは、ハイブリッドタイプですね。撥水も防汚の効果もありながら、持続効果も高いので、よく使う傘にはおすすめです。
ただ、持続効果がいくら高くても、一回で一生大丈夫!というわけではないので、通常の使用なら1ヶ月に1回、雨が多い時期は2週間に1回くらいするのがおすすめです。
◆ドライヤーを使う方法
傘には通常、フッ素加工がされているのですが、このフッ素は通常は立ち上がった状態で、傘の表面をコーティングしています。でも、使っているうちに、摩擦などでこのフッ素が倒れてしまい防水効果が弱まります。
そこで、ドライヤーの熱風をあてる事で、寝ていたフッ素がまた立ちあがり防水効果が蘇るという方法です!昔、どこかのテレビ番組でも紹介されていたようですね^^
詳しくは、動画で確認してみてくださいね♪
傘の撥水効果を長持ちさせるには?
せっかく撥水効果を蘇らせる事ができたら、その効果を長く持たせるようにしたいですよね♪
ここからは、傘の撥水効果を長持ちさせる方法をご紹介します!
◆傘の生地に触れない
傘の生地に施されているフッ素は、油に弱いという性質があります。
そのため、手で触ると、効果が薄れてしまうんです。日焼け止めやハンドクリームがついた手で傘を触るのはもっとダメなので、気を付けてくださいね。
傘をたたむ時は、手でベタベタ触らず、折り目の部分をつまむようにして、折り目を整え、留める紐部分を持ってたたむようにしましょう^^この時に、強く締め付けないように、優しくたたんでください。きつく締め付けることで、加工が取れてしまう場合があります。
◆傘は2~3本用意する
ずっと同じものを使うより、2~3本使いまわすほうが、使う回数が減る分だけ撥水効果が長持ちします。
また、雨が多い梅雨や、台風の時期なんかでは、1本の傘だけしかないと、ずーっと傘が塗れたままの状態になるので、傘のためにもよくありません。
急に壊れたとき、忘れて来てしまった時の対応にも2本は持っていると、困ることもないので、傘は最低でも2本用意しておきましょう!
ちなみに、もし1本買い足すなら、アンヌレラがおススメです!
ものすごい水を弾く傘なので、一度チェックして見てください♪
◆アンヌレラ 濡らさない傘
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傘の撥水が弱まらないように手入れする方法
傘の日ごろのお手入れの方法もチェックしましょう♪
・使ったら、広げて陰干しをする。
・日の当たらない乾燥した所へ保管する。
・汚れが目立つときは、薄めた中性洗剤とスポンジで洗う。
広げて干すのは、結構、皆さんはされていると思いますが、直射日光を当てると生地が傷むので、必ず陰干しをしましょう。
また、中性洗剤で洗った後は、防水スプレーをするか、ドライヤーで乾かすかして撥水効果を上げておきましょう。
まとめ
傘は消耗品ですので、使っていれば防水効果が薄まるのも当然です。
大事な傘は、長く使えるようにこまめにお手入れをして使ってくださいね^^