夏になると、スーパーにも並ぶゴーヤ。
にがいので、にがうりとも呼ばれていますよね。
この苦味が苦手!という人もいると思いますが、
ゴーヤには、たくさん栄養が含まれているので、夏には積極的に食べたい食材の一つです。
ゴーヤに含まれる栄養と、一緒に食べると夏バテも予防できる食材や、
調理の仕方についてご紹介します!
ゴーヤの栄養は?
ゴーヤは、ビタミンCがとても多く含まれている食材です。
100gあたりのビタミンCの含有量は、トマトの5倍も含まれています。
他には、ビタミンB1、B2、鉄、カルシウムや食物繊維も多いです。
ビタミンCには、肌の老化を防いでくれたり、メラニン色素の抑制、抗炎症作用もあります。
抗炎症作用から、ニキビや口内炎にも効果的です。
他にも、疲労回復効果や、鉄分など、その他の疲労回復に必要な栄養素の吸収をよくしてくれる働きもあり、更に抗ストレスの役割も果たしています。
ゴーヤの苦味成分であるモモルデシンは、食欲増進の効果も!
また、ゴーヤは体を冷やす作用もあるので、夏バテの予防や解消に食べるのにピッタリです。
この栄養素は、天日干しで乾燥させることで、もっと栄養価が高まり、
ビタミンやカルシウムは、生で食べるよりも、10倍以上になるので、栄養を効率よく取りたい場合は、
天日干しにして食べてみるのもおススメです。
ゴーヤチャンプルーにすると栄養バランスもバッチリ!
ゴーヤにもいろんな食べ方がありますが、
食べやすく、夏バテにもピッタリな料理がゴーヤチャンプルーです。
ゴーヤチャンプルーはもともと沖縄の郷土料理ですが、
全国的にもゴーヤの旬な時期には、よく食べられる一品です。
ゴーヤをチャンプルーにした場合の栄養も見て行きましょう!
材料は、家庭によっても違うと思いますが、一般的な材料での栄養をご紹介しますね。
材料・・・ゴーヤ、豚肉、木綿豆腐、卵、かつおぶし(好みで)
・豚肉
豚肉には、ビタミンB1が豊富に含まれています。
このビタミンB1は糖質をエネルギーに変える時に必要な栄養素です。
夏バテなどの疲労回復には欠かせない栄養素で、
牛肉よりも豚肉のほうがビタミンB1が多く含まれています。
・木綿豆腐
たんぱく質やカルシウム、鉄分、ビタミンE、食物繊維が多く含まれています。
・卵
卵黄はビタミンAや鉄、カルシウムなどのミネラルも豊富で、
多くの栄養素がバランスよく含まれていますが、実はビタミンCは含まれていません。
ゴーヤと食べることで、完璧な栄養バランスが取れそうですね。
ゴーヤチャンプルーの苦くない作り方
ゴーヤチャンプルーをせっかく作ったけど、ゴーヤが苦くて食べられなかった・・・という人もいると思います。そんな人は、下ごしらえをして、ゴーヤの苦味を少なくするのがおすすめです!
ゴーヤの苦味を少なくする下ごしらえは?
苦味をマシにする方法は、簡単です。
・ゴーヤの白い綿の部分をキレイに取る。
・薄く切る(スライサーでも^^)
この2つでも、苦味がマシになりますが、
更に苦味をなくしたい場合は、以下のどちらかも試すといいですよ^^
・スライスしたゴーヤを塩もみして、10分くらい置く。その後、水で洗う。
・同じく、塩もみした後、湯通してから水にさらし、固く絞る。
ただ、ビタミンCは水に溶けやすいので、スライスしてから湯通ししたり、水にさらしたりすると、
せっかく多く含まれているビタミンCの量が少なくなってしまいます。
ビタミンCをたくさんとりたいなら、出来るだけ、湯通しなどはしない方がいいですね。
炒めたりすることでは、ビタミンCは損なわれないので、炒めるチャンプルーはピッタリな調理法ですよ^^
更に、チャンプルーにすることで、豆腐や卵のおかげで、ゴーヤの苦味もまろやかになりますし、
最後に鰹節をプラスするすると、鰹節の旨みとゴーヤの苦味でとても美味しくなります。
鰹節があるのとないのとでは、だいぶ苦味の感じ方も違ってくるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
ゴーヤはチャンプルーにすることで、夏バテ予防や解消にも効果アップになりますし、
ゴーヤの苦味も抑えられて、いいこと尽くしです!
ぜひ、今年の夏は、ゴーヤを食べて、夏の暑さにも負けない体づくりをしていきましょう♪