お祭りや花火大会などが近づくと、浴衣を用意する人も多いですよね。
ちゃんと満足のいくものが購入できた人はいいんですが、
「気に入って買ってきたものの、家に帰って着てみたら地味だった」
「お下がりをもらったけど、デザインが地味すぎて着れない」
なんて事になった人もいると思います。
年に数回しかない浴衣を着る機会なのに、地味な浴衣だなぁと思いながら着るのでは、せっかくの楽しい時間もテンションが下がってしまいますよね。
そこで!他に買う予算もないし、せっかくなら今あるものを可愛く着たい!
という方のために、地味な浴衣を簡単にアレンジする方法をまとめました♪
参考にしてみてくださいね^^
浴衣が地味!!アレンジの方法は?
地味な浴衣でも、実は、帯を替えるだけで、まったく違う雰囲気になります。
浴衣はそのままで、まずは、帯の色を見直しましょう!
地味だと思われがちな色の浴衣を例にあげてみますね。
(もちろん、柄の入り方や色によっては、地味にみえないものもあります!)
◆浴衣の生地の色が黒や白の浴衣の場合
浴衣の生地の色自体が黒地や白地のものは、柄によっては地味に見えますよね。
そんな場合は、明るいはっきりとした色の帯にするのがおすすめです!
特に、浴衣の柄の色と同系色の帯にすると、しっくりきます。
白地で赤や紫などの柄が入っている浴衣の場合は、はっきりとした赤や赤紫の帯に。
黒地で黄色や赤の柄が入ってる浴衣なら、オレンジや黄色、赤など明るい色の帯。
浴衣の柄の色というのも、ほんの少し黄色が入っているとか、花のこの部分だけだけど赤が入っているというように、
少しだけ入っているだけの色に合わせてもしっくりきやすいですよ。
◆全体的に薄い色合いの浴衣の場合
全体的に薄い色合いで、印象がはっきりしない、ぼやけた感じになってしまう浴衣には、
同系色の濃い色の帯を持ってくると、パキッとしまった感じになります。
落ち着いた雰囲気で、大人っぽく着る事ができると思いますよ^^
◆生地の色は濃い色だけど、柄が古風で地味に見える場合
個人的には、古風な柄のほうが、本来の浴衣!という感じがして、素敵だと思いますが、もっと素敵に見える帯をご紹介しますね。
まず、濃い色地の浴衣には、浴衣の色と反対色の帯をもってくるのがおすすめです。
例えば、紺色の生地に黄色の帯は、鉄板ですよね。
このセットで売られているものも多いのではないでしょうか?
反対色の帯を持ってくることで、帯が目立ってくれるので、柄の古風さなんて、気にならなくなると思います。
後は、アクセントとして、小物を使うのもいいですね。
古風な地味な柄なら、着物風に帯留めをするだけでも雰囲気が変わって素敵ですよ♪
地味な浴衣を着物風に着てみる!という手もあるので、下記の記事もぜひ、参考にしてみてくださいね♪
浴衣の帯を可愛くアレンジする方法!
帯の色が決まったら、次はどう可愛く結ぶか?ですよね。
簡単に可愛くアレンジするなら、リバーシブルタイプの帯がおススメです。
前の部分を少し折り返したりするだけで、違う色が出るので、簡単にオシャレに見えますよね。
また、結び方では、蝶結び、文庫結びの方を多くみかけますが、他にもたくさん結び方はあるので、頑張って練習してみてはどうでしょうか?
また、兵児帯(へこおび)を重ねつけするのも華やかになります。
もちろん、単体で兵児帯を使用するのもOKです。
兵児帯は柔らかく結びやすいので、いろんな結び方が割と簡単にできます。
ただ、子供の頃の浴衣についていた兵児帯だと、やはり子供っぽくなってしまうので、生地に光沢があったり、色もシックな色合いの「大人の兵児帯」を用意するといいですね♪
浴衣の襟を簡単にアレンジする方法とは?
地味な浴衣にを少しでも今風に!という事なら、重ね衿(えり)を付けてみてはどうでしょうか?
重ね衿をつけるといっても、チクチクお裁縫をしないといけない訳ではなく、ちゃんと簡単に取りつけることのできる重ね衿が売っています^^
カラーも豊富にありますし、つけるのもピンで留めるだけの簡単なものです。
衿元にカラーが入るだけでも、アクセントになりますし、着物のような感じにもなりますよね。
レースやパールがついているものもあって、古風な浴衣も、今風にアレンジすることができますよ♪
最後に
浴衣は、涼しさを感じられる着こなしをされている方が、キレイだなぁと思います。
なので、アレンジするのも、ここでご紹介したものは1つか2つくらいまでを取り入れるのがいいと思います。あまり、色々やりすぎると、暑苦しくうるさい感じになってしまうので^^
アレンジを考える工程も楽しみながら、当日は楽しんでくださいね♪