2人目の女の子である次女ちゃんの雛人形をどうしよう?というのは本当に悩みますよね。
お雛様を2つ飾るにも、飾る部屋や収納のスペースの問題もありますし、お姉ちゃんと同じようにお雛様を買って、初節句をお祝いしてあげたほうがいいかなと思う気持ちもあるし・・・。
難しいですよね。
今日は、次女の雛人形は買うべきなのか?他の代わりになるものはないのか?など、次女の場合の雛人形を他の方がどうしているかというのも合わせてご紹介していきます。
初節句の雛人形 次女の分も買うべき?
地域にもよりますが、「お雛様は一人に一つ」という考え方があります。
お雛様は自分の身代わりになって、その災厄を受けてくれるという言い伝えがあるので、そのように考えられているようです。
そう聞くと、2人目の娘ちゃんにも、やっぱり雛人形を買ってあげないと!と思いますよね。
でも、一方では、「雛人形は代々、受け継ぐもの」という地域もあり、お母さんやお婆ちゃんの代から大事に受け継いでいるというお家もあるんです。
つまり、「雛人形は一人に一つでなくてもいい」という考え方ですね。
みんなで大事にされてきたお雛様というのも素敵ですし、代々受け継いでいる地方の方は、災厄どうこうというのは聞いたことがないとかいう方もいて、特に、気にされていないようです。
現代では、マンションに住んでいたり、雛人形を2つも飾っておけるお家も少なく、姉妹で1つのお雛様を大事にしているというお家も多いので、一人に一つというのにこだわる必要はないでしょう。
今あるお姉ちゃんのお雛様を「2人のお雛様」というようにしてしまっても大丈夫です。
その際、何か次女ちゃんの初節句の記念に残るものを・・・と思うなら、雛人形の周りに飾る名前入りの写真立てオルゴールや、名前入りの旗などをそれぞれ揃えてあげるのもいいですね。
◆雛人形を次女にも購入する場合は・・・
もちろん、飾る場所さえあれば、次女の分のお雛様も購入してあげると、「私のお雛様!」とそれぞれ喜んでくれそうですよね。
お姉ちゃんと全く同じものじゃなくても、飾りやすいようにケース入りにしたりするのもいいですね。
一人目の子のお雛様が衣装着人形なら、二人目の子には、雰囲気を変えて、木目込みの雛人形にするというのもいいと思います。
2人のお雛様に見た目や金額で差が出てしまうと、将来、姉妹喧嘩になるんじゃないだろうか、妹のほうが、嫉妬するんじゃないかと心配されて、2つめのお雛様を購入するのに、かなり悩まれる場合もあると思います。
でも、サイズや値段など、同じようにということにはこだわらずに、次女ちゃんに合ったものを、一生懸命選んであげるのが一番です。
大きくなって、「これはアナタの事を思って、お姉ちゃんのを選ぶのと同じように大事に選んだお雛様なんだよ」と話してあげるといいんじゃないでしょうか^^
初節句 雛人形の代わりに何か用意したいなら
やっぱり、雛人形は姉妹で1つにして、妹には何か別のものを用意しよう!という場合、どんなものを用意するといいかもご紹介しておきますね。
地域によっては、次女、三女には、「市松人形」を購入するというところもありますので、市松人形を買ってあげるというのもいいと思います。
ですが、雛人形はお姉ちゃんの、市松人形が自分のだというのでは、妹ちゃんが大きくなったときに、お雛様がよかった!という場合もありますよね。
ですので、雛人形は2人のものと言い聞かせておいて、市松人形も一緒に飾っているというような形にしておいてもいいでしょう。
・雛人形が描かれている掛け軸
・日本人形
・吊るし雛
掛け軸なら、場所もとりませんし、季節飾りとして和室や玄関に飾たりもでき、出し入れも楽なので、いいですよね。デザインも色々あり、素敵なものも多いですよ^^
吊るし雛は、由来はもともと、高価な雛人形を買えない家庭が、赤ちゃんのために・・・と作ったものなので、雛人形の代わりに購入するのには、とてもいいものだと思います。
デザインも、とても可愛いものがたくさん売られているので、次女ちゃんの初節句の記念に購入して、飾ってあげるといいと思います^^
まとめ
次女の雛人形は、飾る場所や飾る手間を惜しまない!という場合は、購入してあげるといいですが、場所がない、2つもお雛様を出すのは大変!という場合は、姉妹で1つのお雛様という形にしてもOKです。
お住まいの土地の風習や、双方のご両親の考えもあると思うので、そちらの意見も聞かなくてはいけなくなると思いますが、一番いい形で、次女ちゃんの初節句を迎えられるといいですね^^
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