自分が喪中の場合、お年玉を姪や甥、知り合いのお子さんなどにあげてもいいものかどうか・・・悩みますよね。
今日は、喪中の時にお年玉をあげるのかどうか?あげたい時のお年玉の袋の表書きなどについてもご紹介します!
喪中の時はお年玉をあげる?
喪中の時は、お正月のいろんな行事を控えるものですが、お年玉は控えるべきなのかどうか悩みますよね。
特に、子供たちがお正月の一大イベントとして楽しみにしているものですし、あげないというのもちょっとかわいそうな気もするし、あげたいなぁという気持ちの方も多いと思います。
では、本当のところは、喪中の時にお年玉はどうしたらいいのでしょうか?
まずは、お年玉の意味合いから考えてみましょう。
お年玉というのは、昔は、お正月に神様の御魂を分けて頂くという神事でした。
鏡餅を依代とされている年神様の魂がお餅にやどり、それを雑煮として頂くことで、年神様の魂とその年の幸福を一緒に分け与えて頂くというものだったんです。
それが現在では、お餅がお金に変わり、意味合いも「新年おめでとう」という意味で渡しているような所があるので、本当は控えるのが正しいというのが一般の考えです。
ただ、喪中とは関係のない親戚の子供や知人の子供にとっては、いつももらえるお年玉がもらえないのは、寂しいですよね。
そこで、「お年玉」としてお金を渡すのではなく、ただの「お小遣い」として渡すというのであればOKだろうという見解が最近は多くなっています。
ですので、あげるもあげないも、ご自分の判断で大丈夫ということですね^^
喪中の場合のお年玉袋でNGなものは?
では、お年玉としてではなく、お小遣いとして渡すなら、お年玉袋はどうしよう?となりますよね。
今回は、「お年玉」ではないので、お年玉と書かれているポチ袋等を利用するのはやめておきましょう。
また、水引などがついたものを毎回使っていた場合は、紅白や赤金、金銀などの慶事を表す水引がついたものを使用するのは控えるようにします。
お年玉と書かれていないポチ袋も100均で売られていますので、探してみるといいですね。
または、折り紙などで、簡単に自分で作ることも出来るので、作ってみてください^^
【ポチ袋の作り方 折り紙でかわいい折り方とおしゃれなものを手作り!】
ちなみに、お札は、お年玉では新札を用意しますが、この場合は、「お小遣い」ですので、必ず新札を用意する必要はないと思います。
ただ、目上の方のお子さんなどにあげる場合は、念のため新札で用意しておく方がいいでしょう。
喪中の時のお年玉 表書きはなんて書く?
通常、お年玉を渡す袋には「お年玉」などの表書きが書かれていますが、喪中の場合は、何と書けばいいのでしょう?
例えば、目上の方のお子さんに渡す場合なども「お年玉」という名目で渡さず「文具代」「書籍代」「お年賀」という名目で渡します。
喪中で「お年賀」はよくないでしょうし、「文具代」「書籍代」と書いて渡してあげるといいですね。
あまり堅苦しくなくていい場合は、「おもちゃ代」「おこづかい」「えほん代」など子供に分かり易い名目を書いて渡してあげると喜ばれると思いますよ^^
後は、うちの母なんかは、表書きの代わりとして、孫へのメッセージを書いてくれている事も多いです。
「お勉強がんばってね」
「いつも頑張っていて偉いね」
「また遊びに来てね」
などなど。メッセージが書いてあると、子供も袋まで大事にしてとっておきますし、字があまり読めない幼稚園の子でも、がんばって読んでみて嬉しそうにしていますよ^^
まとめ
喪中で色々と控える事が多いですが、お年玉をあげるかどうかは、ご自分の気持ち次第という所も多いです。
子供たちにとっては、貰える方が嬉しいでしょうし、子供中心で考えるなら、名目を変えて、渡してあげるのがいいと思います。そのような気持ちになれないなら、渡さなくてもいいでしょう。
相手の親御さんにはお気持ちが伝わると思いますよ。