以前勤めていたり、お世話になった幼稚園、保育園の園児たちが卒園となると、卒園式の日に祝電を送りたいですよね^^
でも、あまり電報を打ち慣れていないとちょっとした疑問が出てきますよね。
そこで今日は、卒園のお祝いの電報を送る場合の宛名の書き方やメッセージの書き方、漢字で書いてもいいのか?などご紹介していきます!
卒園の電報の宛名は?
卒園の時に電報を送る場合、宛名は誰宛てにしておけばいいのか?というのは悩みますよね。
園長宛てにすればいいのか?卒園児?保護者?などなど・・・。
でも、メッセージを伝えたい相手というのは誰でしょうか?
大体は、卒園する園児たちですよね。
ですので、宛名は
「○○保育園 平成○○年度 卒園児ご一同様」
「○○幼稚園を卒園されるみなさま」
など、園の名前と「卒園されるみなさん」など卒園児宛てになるようにすればOKです。
差出人の名前は、園の元先生などであれば普通にフルネームで入れておけばわかってもらえるでしょう。
何か子供たちに親しまれていたニックネームなどがあれば、メッセージ本文中にはなんと入れてもいいので、そのニックネームで入れてもいいですね。
ちなみに、電報を送るタイミングは卒園式の前日までに届くように手配をしておきましょう。
式の前日が土日などの園がお休みの日の場合は配達されない場合もあるので、その場合は卒園式の前の週の平日に届くように手配するなど、注意が必要です。
早めに余裕を持って送るようにしてくださいね。
卒園の電報はひらがなで書くべき?
電報は卒園式で披露された後、掲示板などに貼られる事が多いですよね。
その場合、子供たちが自分で読めるようにひらがなで書くべきかな?と悩む先生も多いと思います。
実際、全部ひらがなで送る方もいますし、漢字を使ってもどちらでもOKです。
卒園式中に読み上げられる事も考えれば、簡単な漢字は使っておく方が読み上げる先生も読みやすいかなと思います。
幼稚園によっては、漢字を使っている電報の場合、横に読み仮名を書いて張り出すという所もあるみたいですね。
大体は、子供たちもお父さんお母さんと一緒に電報を見るでしょうから、漢字で分からなければ教えてもらったり読んでもらったりすると思いますので、漢字を使うのもOKでしょう。
短い文章ならすべて平仮名にしておくと、少し文章も長く見えるというのもありますよ^^
ひらがなで書く場合は、言葉と言葉の間にスペースを入れたり、読みやすい形になるようにするといいですね。
卒園の電報のメッセージの書き方!
卒園は子供たちにとっては、大好きな幼稚園・保育園とのお別れと共に、小学校という新しい場所へ旅立つという新たな気持ちを持って迎える日です。
電報では、卒園=悲しい、さみしいというイメージというよりは、新たな旅立ちをお祝い・応援するようなメッセージを送りましょう。
また気を付けないといけないのは、「忌み言葉」と言われるあまり良くない言葉が入らないようにすることです。
「壊れる」「落ちる」「終わる」「失う」「流れる」など縁起が悪いという印象を与えるような言葉は使わないように気をつけましょう。
メッセージの本文は、卒園児だけに向けたメッセージだけでもいいですし、保護者の方に対するお祝いのメッセージを入れるのも丁寧でいいですね。
○○幼稚園を卒園されるみなさんへ
ご卒園おめでとうございます!
小さかったみんなが4月からはもう小学生になるのですね。
たくさんお友達を作って、元気な一年生になってくださいね。
○○ ○○(差出人の名前)
簡単にはこのような形のメッセージでいいでしょう。
お祝いの言葉と、幼稚園の思い出やエピソードが入れられれば入れます。
その後、新たに行く事になる小学校への希望が持てるような応援の言葉をつけ足すと、温かい雰囲気のお祝いのメッセージになりますね^^
保護者の方へのメッセージを入れる場合は、その後
「ご父兄の皆様、お子様のご卒園心からお喜び申し上げます。~~~」と続けて書いてもいいですね。
更に保護者の方にも簡単にだけ挨拶しておきたい場合は、冒頭で
「卒園児のみなさん、保護者の皆様、本日はご卒園おめでとうございます」
のように、初めに「保護者の皆様」という言葉を入れておくだけでもいいでしょう。
お祝いの気持ちを伝える事が大切なので、あまり考えこまずに素直なお祝いの気持ちをメッセージにすれば大丈夫ですよ^^
まとめ
卒園式に送る電報についてご紹介しました。
宛先や書き方など、初めてだと悩む事も多い電報ですが、慣れれば特に難しい事でもありません。
お祝いの気持ちを卒園児の皆さんに届けられるように、心のこもったメッセージを考えてみてくださいね。