年賀状の返事が遅くなった場合や、喪中で年賀状を送れなかった場合に、寒中見舞いを書くことがあると思いますが、その場合、ハガキや切手は何を使ったらいいのか?気になりますよね。
なるべく、相手に失礼にならないように、気をつけたい!という方のために、今日は、寒中見舞いの切手の絵柄や弔事用の切手、はがきの種類についてまとめました。
ぜひ、寒中見舞いを用意するときの参考にしてくださいね。
寒中見舞いの切手の絵柄は何がいい?
寒中見舞いを出す場合、自分が喪中の場合、相手が喪中の場合、またどちらも喪中ではない場合があると思います。
このどちらも喪中ではない場合は、寒中見舞いを出す際、何も気をつけることはありません。
ハガキや切手は、どんなものでもOKです。相手に喜んでもらえそうなものを選ぶといいでしょう。
難しいのは、自分、もしくは相手が喪中の場合です。この場合の、寒中見舞いの切手やはがきをどうするか?について、今日は、ご紹介しますね^^
まず、ハガキには、私製はがきと、官製はがきがあります。私製はがきは、自分で切手を貼るタイプのもので、官製はがきは初めから切手が印字されているものです。これは、どちらを使っても大丈夫です。
官製はがきに印字されている切手の絵柄は、ヤマザクラ、ヤマユリ、胡蝶蘭の3種類があります。
このどれを使っても問題はありませんが、喪中ということで、少し地味なものを選ぶというのが一般的とされていて、一番地味な「胡蝶蘭」が書かれたものを選ぶ方が多いです。
郵便局から寒中見舞い用、弔事用として売られているものではありませんが、「喪中用のはがき」というと、大体、胡蝶蘭の絵柄のハガキを出してくれるようです。
自分で切手を貼る私製ハガキの場合は、切手を購入しなければいけませんが、この場合、切手の絵柄は、なんでも大丈夫です。
52円であれば、通常の切手はソメイヨシノになります。
でも、やはり少し地味にしたいという場合は、特殊切手の「花シリーズ」を購入するのがおすすめです。
寒中見舞いなので、冬の花が描かれた地味目の絵柄の切手にするなどしてもいいと思います。
他にも、特殊切手でいろんなシリーズのものが出ていますので、郵便局で見せていただいて、比較的地味だと思うものを選んでもいいですね。
寒中見舞いの切手に弔事用の切手を使ってもいい?
喪中ということで、寒中見舞いに弔事用の切手を使おうと思われる方もいますが、これはNGです。
寒中見舞いは、本来、季節の挨拶と寒い時期での相手への気遣いの言葉を送るものです。
喪中はがきとは別のものですので、弔事用の切手は使わないようにするのがいいでしょう。
喪中はがきを作成するときに、弔事用の切手が余ってしまった場合は、郵便局で通常の切手やはがきと交換してもらえます。
手数料が5円かかりますが、交換して寒中見舞いに使うといいと思いますよ。
寒中見舞いのはがきの絵柄はどうする?
寒中見舞いのハガキの表面の絵柄は、喪中の場合は、地味な感じの挿絵を使われる場合が多いです。
色合いも、淡い感じのものにしたり、冬の花の挿絵を控えめに入れるのが無難です。
ですが、これも決まりはありませんので、相手が喜ばれるものをイメージして選ぶといいでしょう。
喪中でない場合でも、寒中見舞いには干支や正月をイメージさせるような柄は使いません。
冬の寒い時期のイメージに合ったものを選ぶといいですよ。
まとめ
喪中で色々と気をつけないといけない!と気を張っておられると思いますが、寒中見舞いに関しては、特にこれじゃないといけない!というような決まりはありません。
弔事用の切手は使わず、後は、自分の気持ちや相手の気持ちにあったものを選べば大丈夫です。
あまり気にしすぎて、新年から体調を崩されませんように、お気をつけくださいね。