七夕が終わった後に、七夕飾りってどう処分するのがいいのか、悩みますよね。
特に、子供が一生懸命作った七夕のお飾りや、短冊をそのままゴミにしてしまうのも、
なんだか勿体ないような、申し訳ないような気持ちになります。
こちらでは、七夕飾りの処分方法を詳しく解説します!
ぜひ、参考にしてくださいね♪
七夕飾りの処分の仕方は?
七夕飾りの昔からの処分方法は、「川に流す」もしくは「お焚き上げをする」でした。
川に流せば、その川が天の川と繋がり、願いが天に届けられるという考えや、
川に流すことで、笹飾りの穢れを神様に持ち帰ってもらうという考えがありました。
お焚き上げは、燃やして煙になり、天に願いが昇っていき、神様に届くと言われています。
しかし、現在では環境問題などから、川に流したり、簡単に燃やしたりすることができなくなってしましました。なので、それ以外の方法で処分をするしかありません。
ちなみに、地域の伝統行事で川に流したりしている所もありますが、のちに下流でちゃんと回収をしているようです。
現在できる七夕飾りの処分方法は?
・ゴミに出す
家庭で簡単にできるのは、ごみに出すことです。
なんだか申し訳なく思うかもしれませんが、時代にあった処分方法だと思います。
捨て方としては、思い出として残しておきたい場合、写真を撮りその後に、
七夕飾りにきちんと感謝をして、半紙などのキレイな白い紙に包んで、
自治体の分別方法に従って捨てるというのがおすすめです。
・どんと焼きで焼いてもらう
一時保管をしておき、地域のどんと焼きの時に、一緒に燃やしてもらってもいいですね。
・神社に奉納して、お焚き上げをしてもらう
飾りなどはゴミとして処分し、短冊だけ奉納するという方法も。
・お飾りだけは処分し、短冊は記念にとっておく。
毎年取っておいて、後で子供が大きくなった時に、一緒にみても楽しそうですよね。
七夕飾りの処分を神社でお願いできる?
七夕飾りのお焚き上げを神社でして頂ける場合もあります。
ただ、どこの神社でもして頂けるわけではないので、
お近くの神社などに問い合わせて、ご了承を頂いてから持ち込むようにして下さい。
また、お飾りではなく、短冊の奉納は全国から受け付けている神社もあります。
中でも、織姫神を祀っている媛社(ひめこそ)神社は、「七夕神社」として有名です。
そちらでは、8月6日~7日の夏祭りの際に、全国から奉納された短冊を飾ってくれて、
8日にはお焚き上げをして下さいます。
7月下旬までに、「七夕の里復興協会」へ郵送などで送るといいそうです。
もちろん、個人でも受け付けてくれますよ♪
7月7日に七夕をする地域の方の場合は、自分のお家で一度飾った短冊を送っても大丈夫です。
七夕神社で、もう一度飾って頂いた後、お焚き上げをしてもらえるので、
より願いも叶いそうですよね^^
七夕飾りの処分はいつするのがいいの?
七夕飾りは、前日の6日の夜から7日の夜まで飾るのが通常です。
なので、処分は翌日の8日ということになります。
ただ、絶対にこの期間じゃなきゃダメ!とかいうことはありませんので、
ご家庭の事情に合わせてでいいと思います!
最後に
七夕飾りをゴミに出しても、バチが当たるということもなく、
時代の流れもきっと神様もわかってくださっているんじゃないかなーと思います。
無造作に捨てずに、白い紙に包むというだけでも、気持ち的にも違うと思いますので、
ぜひ、やってみて下さいね。