子供がものもらい(関西では「めばちこ」)になってしまった時は、汚れた手で触ってしまうんじゃないか?こすってしまうんじゃないか?と心配になりますよね。
また、腫れた目で幼稚園や学校に行くのを嫌がる子もいると思います。
そんな時に、眼帯をした方がいいかな?と思う方もいると思いますが、子供に眼帯をしてもいいのかどうか?ぜひ、こちらで一緒に確認していきましょう!
ものもらいは眼帯をした方がいい?
ものもらいになってしまった時、「眼帯をした方が早く治る!」や、「ものもらいは、うつるから、眼帯をして、人にうつらないようにしないとダメ!」という話を聞いたことはありませんか?
実は、これは、間違いです。
眼帯をしたからと行って早く治るということはありませんし、ものもらいはうつるものでもありません。なので、ものもらいになったからといって、眼帯をする必要は特にありません。
ものすごく目が腫れている場合は、つける方が痛い場合もあります。
更に、眼帯のガーゼの下で細菌が繁殖してしまって、更にものもらいの症状を悪化させてしまうこともあるので、必要もなく眼帯はしない方がいいいでしょう。
大人の場合ですが、仕事上の理由などで、眼帯をどうしても付けたい!という場合もありますよね。その場合は、つけても大丈夫ですが、細菌が繁殖しないように注意は必要です。
ものもらいで眼帯を子供につけさせていいの?
大人ならつけても大丈夫と書きましたが、子供ならどうか?
答えは、10歳以下の子供は、たとえ短時間でも眼帯をつけるのは避けるべき!です。
眼帯をすると、片方の目は物を見ることがなくなりますよね。そうすることで、見ていなかった方の目の視力が落ちてしまいます。
10歳以下の子供の場合は、この視力の低下は一時的なものではなく、ずっと視力が落ちたままの状態になってしまいます。
大人の場合でも、眼帯を外した後、視力が弱くなってしまう場合があるので、10歳以上の子供でも、お医者さんから指示があった場合以外は、ものもらいで眼帯をするのは避けた方がいいでしょう。
ものもらいは、痛かったり痒かったりして、気になって手で触ったり、こすったりしてしまう子も多いので、中々難しいと思いますが、触ったりしないように子供にはしっかり言い聞かせておきましょう。
まとめ
ものもらいで眼帯をする必要はなし!
眼帯をしたからと言って、早く治るものでもない。
また、ものもらいはうつる病気ではないので、眼帯で隠す必要もない。
子供の場合は、短時間でも眼帯をして片目で物を見るのは視力低下につながるので、お医者さんの指示がない場合は、つけない事。