花粉症の症状に効果があると言われているのが甜茶(てんちゃ)です。
でも、甜茶って本当に効果があるのか?安全なものなのか?は気になりますよね。
今日は、甜茶を子供に飲ませても平気なのか?甜茶の効果と飲み方についてもご紹介します。
花粉症への甜茶の効果は?
甜茶は中国で昔から飲まれていたお茶で、漢方薬としても使われていました。
この甜茶の何が花粉症にいいのか?効果は本当にあるのか?というのも気になる所ですよね。
まず、甜茶の何が花粉症にいいのかというと・・・
甜茶に含まれている「GODポリフェノール」という成分が、アレルギーを抑えてくれる抗ヒスタミン剤と似た働きをしてくれる所です。
特に、花粉症の代表的な症状のくしゃみや鼻水に効果があるとされていて、花粉症じゃなくても、鼻アレルギーで、鼻づまりや鼻水で悩んでいる人にもおすすめです。
実際に、甜茶エキスを4週間、1日120mg摂取した人の半数以上の人が花粉症の症状に効果が現れたという実験もされています。
ただ、気を付けるのが、甜茶の種類です。
甜茶には、種類があって、ユキノシタ科、アカネ科、ブナ科、バラ科のものがあります。
花粉症に効果が期待できるのは、この中のバラ科の甜茶で甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)というものだけです。
甜茶を選ぶ時は、「バラ科100%」や「甜葉懸鈎子100%」、「GODポリフェノール」などと書かれているものを選ぶようにしましょう。
花粉症 甜茶は子供に飲ませてもいい?
甜茶が花粉症に効果が期待できるのはわかったので、子供やおじいちゃんおばあちゃんにも飲ませてあげたい!と思いますよね。
でも、甜茶を飲んだことがなかったり、どんなものかがわからないと家族に飲ませるのは不安だと思います。
実際、子供に飲ませても大丈夫なものなのでしょうか・・・?
・副作用がない
・ノンカフェイン
・甘味があるが、砂糖が使われているわけじゃないので、虫歯の心配もない
ということで、小さい子供にも飲ませて大丈夫なお茶なんです。
かなり甘いお茶で、味としては、紅茶にたくさん砂糖を入れた感じのものです。
この甘味は、「ルブソシド」という自然の成分からでる甘味で、安全でノンカロリーなので、ダイエット中でも甘いものが欲しい時に飲むのもいいですね。
普段、麦茶などを飲みなれていて、お茶だといって飲ませると甘すぎて飲めない!という子もいると思います。
お茶というより、別の飲み物だと思って飲んでもらうほうがいいかもしれません。
もちろん、お年寄りにも安心して飲んでもらえるお茶なので、家族みんなで飲んでみるといいですよ^^
妊娠中や授乳中の方でもノンカフェインという事で、飲んでも大丈夫と言われていますが、不安な場合は念のため、かかりつけの先生に確認してみるほうがいいでしょう。
花粉症の時の甜茶の飲み方は?
花粉症の時に甜茶を飲むなら、煮出して飲むのがおすすめです。
ヤカンやお鍋で500mLのお湯を沸かし、茶葉3gくらい(もしくはティーバッグ1個)を弱火で5分くらい煮出します。
煮出してあげることで、よりGODポリフェノールが出てくれます。
子供の場合は、濃いとどうしても飲みにくかったりするので、あまり濃くなりすぎないように入れてあげましょう。
花粉症への効果を期待するなら、甜茶のエキスを1日に120mg程飲むのがおすすめです。
ティーバッグのお茶なら、1パック分でOKです。
一気に飲まず、1日3回以上に分けて飲むと、身体の中のGODポリフェノールの濃度を常に上げておくことができるので、効果的です。
飲み始める時期は、花粉が飛び始める前、花粉症の症状がまだ軽い時期など、早い時期に飲み始めるほうが、いいでしょう。
もうすでに症状が出ている場合でも、こまめに飲む様にして効果があった!という声もありますし、即効性もあると言われているので、とりあえず、飲もうと思ったら、早く飲むのがいいですね。
お茶が飲みにくい!という場合は、薬局などで、甜茶の飴も売られているので、そちらを食べるのもOKです。
甜茶エキスの量が1日120mgになるように、計算して食べてみてくださいね。
まとめ
甜茶は、副作用もなく子供やお年寄りにも飲ませられるお茶です。
副作用もなくノンカフェインなので、飲んでみて損はないかなと思います。
味の好みもあると思いますので、飲みにくい場合は薄めるなど工夫をして飲ませてあげてみて下さいね。